重心深度が深くて重心距離が長いドライバーのメリット

外国メーカーのドライバーを中心に、重心距離が長くて、重心深度が深いドライバーが主流になっています。その流れを作ってきたのがPINGですね。最新モデルPING G410 は更に進化させてきて、世界中のプロアマから絶賛されています。なぜ重心距離が長くて重心深度が深いドライバーが人気を集めているのでしょうか。

ゴルフでボールを遠くに飛ばすには、ヘッドにかかる遠心力を最大限に使う必要があります。重心距離が長いということは、それだけヘッドにかかる遠心力が大きくなりヘッドスピードが増す方向に働きます。ただし、やみくもに重心距離を長くすればいいというものではありません。重心距離が長いとヘッドが返ってきにくく、インパクトでフェースが開いてボールにコンタクトしてしまう傾向が強くなります。そこで重要なのが重心深度ということになります。

重心深度が深くなると、重心角・重心アングルが大きくなります。重心角が大きくなるとインパクトではフェースは左を向きやすくなります。これは遠心力で遠くに引っ張られる部分が重心の部分なので、最も遠心力で引っ張られるインパクト付近では、重心角が大きいヘッドのフェースは左を向いていると考えられるのです。

重心距離が長いとヘッドスピードは出やすいがヘッドが返りにくい。でも重心深度が深いとヘッドは返りやすい。この両面の働きで、距離が出て曲がりにくいドライバーになっているというわけです。

例)重心深度が深くて重心距離が長いドライバー
・PING G410 ドライバー
・PRGR RS-F ドライバー
・テーラーメイドM6ドライバー

PING G400 ドライバー 発売日

PING G400シリーズの製品発表会が行われました。

ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアンとフルラインナップ。
すでに実戦投入している永野竜太郎選手は「一言で言えば飛ぶ。左右へのばらつきも減って安心して打てます」とコメントしています。

発売日は、9月7日です。

●PING/ピン G400 ドライバー[日本仕様モデル]

ドライバーで球が暴れるなら重ヘッドがいい?

軽くて弾きの良いドライバーは、
一発の飛びは非常にいいですね。
特にドライバーを替えた直後には、
その振りやすさからなのかめちゃくちゃ飛ぶような印象を持ちます。

ただ、使っているうちに球が暴れ出すということも往々にしてあります。
コースへ行くと右へ左へとスコアが安定しにくくなったり・・・。

そういう場合は、重いヘッドのドライバーをお勧めします。

例えば、タイトリスト917Dなどは、
ヘッドが重くて、重心距離が長い。
こういったドライバーは、軌道が安定して
球が暴れにくくなります。

一発の飛距離は、驚くような飛距離ではないかもしれませんが、
安定して良いスコアにつながるドライバーといえるでしょう。

【2017年モデル】Titleist【タイトリスト】917D2 ドライバー Titleist Speeder 517 メンズゴルフクラブ 純正カーボンシャフト

スリクソンZ565 TG ドライバー 発売日

SRIXONから新しいZドライバーが発売されます。

Z565TGドライバー。

Z565ドライバーよりも「よりボールが上がる、よりつかまる、より振りぬける」
をコンセプトとして改良されたドライバーです。

重心距離をZ565と比べて約3%短くし、
ライ角も初期出荷時にプラス2°(STD URポジション)に設定。
これらによりヘッドが返りやすくつかまりが良くなります。

加えてヘッド重量を軽量化(2g)することにより振り抜きが向上しています。

発売日は、2017年4月22日です。

PRGR RSドライバーとRSドライバーFの違い

PRGRの2016年最新RSドライバー。

このRSドライバーは、2タイプあります。

小平智選手や矢野東選手ら多くの男子プロが使用しているのが
RSドライバーFです。

RSドライバーFの詳細はこちら

トゥ寄りにウエイトが配置されていますが、
ヘッドが返りにくくなっており
左を嫌うパワーヒッターやフェードヒッターにおすすめです。

原江里菜選手ら多くの女子プロが使用するのが
RSドライバーです。
商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。
●PRGR/プロギアRS ドライバー(2016)
ヒール寄りにウエイトが設置されていますが、
ヘッドが返りやすくつかまりが良くなっています。
スライサーやドローヒッターにおすすめです。

ホンマ ビジールドライバー 重心・詳細データ

ホンマのビジールドライバーですが、
発売からある程度経過しましたが、
非常に評価が高いですね。
商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。
本間ゴルフ ホンマ Be ZEAL ビジール525 ドライバー [VIZARD for Be ZEAL シャフト]HONMA Be ZEAL 525 DRIVER

高弾道+低スピンで非常によく飛び、
2016年D-1グランプリでも
予選を1位で通過していました。

ヘッドの重さは、191.3gと軽め。

重心距離が、42.4㎜と非常に長くなっています。
重心深度は、39.2㎜と深いです。

フェースの高さは、57.2㎜とややディープ。
スイートスポットの高さは、36.9㎜とやや高くなっています。

詳細なデータからも
飛距離が出やすいモデルだと言えるでしょう。

チーピンが直るチーピンしにくいドライバー

チーピンが出ると厄介ですね。
実は、私もチーピン癖があります。

私の症状は、
練習場ではあまり出ません。
コースでは、出まくります^^;
練習場とコースでスイングが違うのですね・・・

頭ではわかっているのに
コースへ出ると何故か強いフックが出てしまいます。

なので、フックやチーピンが出にくいように
重心距離が長く、フェースが右を向いているドライバーを
使うようにしました。

すると、やっぱりフックは激減しますね。

私が試したドライバーで
オススメをご紹介します。

・ナイキヴェイパーフレックス440ドライバー。
フェースが右を向いており、重心距離も長いです。
重心深度を変えることが出来、
究極に捕まりにくいポジションにすれば
まずフックは出ません。
【グラファイトデザイン社・カスタム】ナイキ Vapor FLEX 440/ヴェイパー フレックス 440ドライバー【日本仕様モデル】カスタム シャフト

・タイトリスト915D4
USPGAの選手たちからの要望で作られたUS限定モデルです。
重心が浅くなっており、つかまり過ぎず強弾道のボールを
打つことができるドライバーです。

タイトリスト915D4の詳細はこちら

・PING Gドライバー LS TEC
重心距離が非常に長く、
ヘッドが返ってきにくいので
スライサーには絶対におすすめできないドライバーです。
その逆に、フッカーには是非試してもらいたいドライバーです。

PING G LS TEC の詳細はこちら