クロムソフト 2018 評価

クロムソフトとクロムソフトXの2018年モデルが3月に発売されます。

キャロウェイ クロムソフトXの詳細はこちら
すでにツアーでは、セルヒオガルシアがクロムソフトX使用して優勝を飾っています。
2018年からカルシア選手はキャロウェイと用具使用契約していますが、ボールの性能に惚れ込んでいるという情報が入っていました。そのボールがこのクロムソフトXだったようですね。前に使っていたボールよりもグリーン周りからのアプローチでスピンが効いている、飛距離が出ていて、左右のブレも少なくバランスが良いボールだと語っています。

今回のクロムソフトは、「グラフェン」という素材が使われていることで、大きな進化を遂げたようです。
「グラフェン」とは、炭素原子が重なった「グラファイト」から分離した素材。非常に薄く、軽くて、柔軟性の高い素材でありながら、鋼鉄の200倍の強さを持ち、地球上で知られている素材の中で、最も強い素材と言われています。ゴルフ業界では初の採用で、他業界では航空機などにも使われています。
このグラフェンをアウターコアに使うことが出来たことで、インナーコアを大きくすることができました。

インナーコアを大きくすることで初速を上げることが出来、打ち出し角を高くすることができます。しかし、インナーコアが硬いとスピン量が増えてしまうのですが、アウターコアにグラフェンを使うことで、インナーコアを柔らかくすることができました。
この大きくて柔らかいインナーコアを作ったことで、打ち出し角が高く、速い初速で、低スピンボールを打つことが出来るようになりました。

アイアンのフルショットでも、スピンは効かせ過ぎないようになって、飛距離性能を重視しています。

また、カバーに使われているウレタンカバーも、グラフェンがアウターコアにつかわれていることで、非常に柔らかいものを使うことが出来るようになりました。それによって、スピン性能が大幅にアップしています。

<クロムソフトとクロムソフトXの比較>


●キャロウェイ ボール(2018)CHROME SOFT2018 クロム ソフト ボール 1ダース

すでにキャロウェイ契約の選手がテストしている風景もYouTubeでアップされています。
やはりプロたちも口を揃えて、打ち出し角の高さと飛距離性能のアップを当たっています。我々アマチュアと違ってプロの場合は、正確にショットすることができますので、ボールの性能を図ると言う意味では正確にチェックすることが出来ます。