ヤマハ RMX120 ドライバー 徹底試打 その評価は?

RMX120ドライバーをご紹介したいと思います。

実は、前作のRMX118ドライバーは、構えた感じや打感、コントロール性能は非常に良かった。ですが、PINGやキャロウェイと言った外国ブランド勢と比較して、初速が出ない、スピン量が多いというドライバーでした。

これまでヤマハは、日本製のドライバーらしく、日本人が使いやすいドライバーを追及して、打感やコントロールのしやすさを重視するクラブ作りをしてきました。

しかし、契約プロからアイアンでは同じ番手なのに、ドライバーでは20ヤード置いていかれるので勝負にならないという声が出ていました。

そこで、ヤマハが大きくドライバーのコンセプトを変えてきました。
大きな慣性モーメントで高弾道、低スピンで飛ばす。まさに今の外ブラの流れをくむようなヘッド。ヘッドのコントロール重視から、ビッグ慣性モーメントで飛距離重視へと舵を切りました。

その結果、見事に大きくドライバーの性能を一新し、素晴らしいドライバーが完成しました。

RMX120ドライバー 評価

構えた感じは?

構えた感じは、丸い大きな顔でやさしさを感じます。

つかまりは?

このドライバーは、非常に大きな慣性モーメントになっています。直進性が強くミスヒットに強くなるのですが、慣性モーメントが大きなドライバーは、右へすっぽ抜けるような怖さもあります。
ですが、アップライトになっており球はつかまりやすいです。クラブが自然と球を捕まえてくれる印象です。
かといって、つかまり過ぎて左へ曲がってしまうようなことありません。

シャフトはどう?

純正シャフトは、オーソドックスではありますが、動きやすいシャフトでヘッドスピードが40m/sから45m/sくらいまでフレックスSで対応できそうな印象です。
スピン量は非常に少ないので、高い打ち出し角からのビッグキャリーを打って行きたいドライバーです。そういったところから、ロフト角やシャフトを選択されると良いのかなと思います。

RMX120ドライバー スペック

クラブの長さ:45.5インチ
クラブ重量:296.5g
ヘッド重量:197g
ヘッド体積:455cc
ライ角:61度
フェース角:オープン1.0度
重心距離:43.6mm
重心深度:43.5mm
フェースの高さ:58.7mm
スイートスポットの高さ:37.1mm
ヘッド左右慣性モーメント:5339gcm2
ネック軸回り慣性モーメント:8791gcm2

とにかく、慣性モーメントが非常に大きい。これによりインパクトでの多少のミスがミスにならずに直線的に飛ばすことが可能になります。

RMX120ドライバー 口コミ・レビュー

すでに購入して使用している方々の口コミ・レビューが多数寄せられています。これから購入を検討されている方は、是非参考にしてみてください。

RMX120ドライバー 使用者の口コミ・レビューはこちら


RMX120ドライバー 中古

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RMXのフェアウェイウッドが凄い

ヤマハのフェアウェイウッドは、いつも素晴らしいものを作ってくれており、プロやアマチュアの中でもファンが多いことで知られています。
そして、今回ドライバーを徹底的に変えてきましたが、そのテクノロジーがフェアウェイウッドにも生きており、フェアウェイウッドが更に進化して凄く良くなりました。

反発性能が飛躍的にアップして、また慣性モーメントも前作より20パーセント以上良くなっています。

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RMX120アイアンも飛ぶ!

これまでRMXアイアンの1シリーズと言えば、軟鉄鍛造のハーフキャビティ。打感や操作性に優れたモデルが続いていました。
今回のRMX120アイアンは、打感よりも性能面を重視したようです。より高く飛距離が出るけれども、スピン量は犠牲にしない。藤田寛之プロをはじめとして、契約プロの意見が大きく反映されたモデルとなりました。

高弾道で飛距離アップのために、これまでこだわり続けていた素材を変えました。クロムモリブデン鋼を採用しポケットキャビティ構造に。これによりフェースの反発性能を大きく向上させ、初速アップと高弾道を実現しました。
ロフト角は7番で31度となっており、ツアーモデルとしてはストロング傾向にあります。

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