JGRドライバー2019 ヘッドデータから見る性能評価

ブリヂストンの2019年モデルJGRドライバー。

やさしく球がつかまって、上がりやすく、適正スピンで、ビッグキャリーが実現できる。非常に評価が高くなっています。

すでにこのサイトでも口コミやレビューをご紹介しておりますが、今回はヘッドの詳細なデータからどんなドライバーなのかをご説明させていただきたいと思います。

クラブの長さ:45.5インチ
クラブの長さは、今どきクラブとしては一般的な部類に入るでしょう。

クラブの重さ:295.9g
純正シャフトでの重さですので、標準的です。

スイングウエイト:D2

ヘッドの重さ:190g
軽め

ライ角:61度
アップライト

フェース角:1.0度フック
ライ角をアップライトにして、フェース角も少しフックにしていることで、つかまりを良くしています。
ただ、決して構えにくさを感じるわけではありません。前のモデルと比較すると随分と構えやすくなっているように思います。

重心距離:39.7mm
少し長めとなっています。飛距離性能と高めると同時に、ヘッドの操作性も残しています。

重心深度:38.4mm
やや深め

フェースの高さ:55.9mm
スイートスポットの高さ:35.5mm
低重心率:63.5%

ヘッド左右慣性モーメント:4112gcm2
ヘッド上下慣性モーメント:2459gcm2
ネック軸回り慣性モーメント:6756gcm2
慣性モーメントに関しては、やや小さめとなっています。この辺りはブリヂストンのこだわりでしょうか。
ヘッドがスムーズにターンしてくれるので、球を捕まえやすくなっています。今どきの大慣性モーメントドライバーが苦手な方は、非常に使いやすいヘッドなのかなと思います。

ヘッドの詳細データから見る総評

PINGのドライバーを中心にビッグ慣性モーメントのドライバーが増えてきており、日本のメーカーもそれに追随する動きが出てきましたが、JGRは違います。慣性モーメントは標準的でヘッドが返ってきやすい形状になっています。
欧米人と比べて体力が劣る一般的な日本人の場合には、JGRのようなドライバーの方がやさしく飛ばすことが出来るというのが多くのゴルフ評論家の意見でもあります。事実、新しいJGRドライバーの口コミや評価を見ていると非常に高い評価となっており、飛距離も十分に出ています。

JGRドライバー 使用者の口コミ・レビューはこちら