日本未発売のM6 D-TYPEも販売中。楽につかまえたい方やスライサーにもおすすめのM6ドライバー。

インサイドからヘッドを降ろさないとダメな理由

インサイドからヘッドを降ろしてこないとダメ、という指導を受けたことがあると思います。けれども本当にインサイドからヘッドを入れることが出来ているプレーヤーは非常に少ないという事実があります。

どうしてもアマチュアの多くのプレーヤーは、フェースを出来るだけ真っ直ぐに動かして、真っ直ぐにフェースとボールをコンタクトさせようとします。フェースを真っ直ぐにボールとコンタクトさせれば、真っ直ぐに飛ぶだろう・・・、そんな風に考えておられるのだと思います。けれども、実は真っ直ぐに降ろそうとすればするほど、クラブヘッドは開こうとしてスライスが出てしまったり、ボールの手前を叩いてしまったりします。これはゴルフクラブの性質から来る現象です。

ゴルフクラブは、シャフトの延長線上に重心がありスイートスポットがあるというものではありません。シャフトからL字のようにヘッドが付いています。また、フェースよりも後方に重心があります。こういった特殊な形状がゴルフを難しくしているのです。ヘッドを真っ直ぐに動かそうとすればするほど、フェースは開きヘッドは落っこちてボールの手前の地面をたたいてしまいます。スライス、シャンク、ダフリ・・・。

ドライバーからアイアン、アプローチまで、基本は全てインサイドからクラブを入れなければいけません。インからクラブを入れてくることでシャフトは最終的に立ってきますし、インパクトでフェースが正面を向きます。これはヘッドの重心と遠心力、慣性の関係からです。

スイング中のヘッドの重心がどのように動くのかを考えると、正しいスイングをいうのが分かってきます。物体は一度動き出すと慣性に従って進みます。ヘッドはスイング中には止まらないと考えた方が自然です。テイクバックでインサイドに引いてしまうと、トップではシャフトクロスが起こり、ヘッドは外から降りてきて、最終的にインパクトではシャフトが寝てフェースは開きます。
逆に、グリップの位置との関係でヘッドをアウトから上げてくると、トップから切り返しではシャフトはレイドオフと言われる状態になり背中側に倒れてヘッドは背中側に来ます。そしてインパクト直前にシャフトが立ってきて遠心力でヘッドのトゥが体と反対側へ進もうとします。インパクトではグリップとヘッドのトゥが引っ張り合い、スクエアな状態でボールにコンタクトします。

セルヒオガルシア、リッキーファウラー、ジムフューリックや池田勇太選手、横尾要選手のスイングをイメージされるとわかりやすいかなと思います。


スポンサーリンク


スポンサードリンク

コメントを残す